支出の把握方法
前回、資産形成の第一歩として、 収入と支出の数字を把握しましょう、
という話をしました。
まぁ、 収入の方の数字を把握していないという人はあんまりいないでしょ う。
把握していないという方は、 給与所得者であれば給与明細を見てください。
営業やフリーランスの方で把握してないなんてことはありえません よね。
把握していないと、税務上、深刻なリスクを負いますからね。
問題は支出の方です。
基本的には、以前のエントリー「必要なお金(キャッシュフロー) の額」で書いたようなやり方で、
自分が生きていくための支出をリストアップします。
家賃や月謝などの固定費は把握が容易ですが、
飲み代とか、衣服代といった変動費は、 家計簿を日頃から付けていないと把握が困難です。
そこで、とりあえず、 数ヶ月だけでも家計簿を頑張って付けてください。
本当は、忘年会シーズンだとか、 季節的要因で変動費は大きく上下するので、
1年分は付けて欲しいところですが、 そんな気が長いことをいっていては、
実行できる人も少なくなってしまうと思うので、 とりあえず数ヶ月で結構です。
数か月分の支出でも把握できれば、 あとは季節的要因でどのくらい増えたり減ったりするかは
ある程度想定が可能となるでしょう。
そうやって年間の総支出額を出したら、 その数字を逸脱しないよう、きちんとコントロールしましょう。
次回は、支出のコントロールの方法についてお話します。
ヤサカ