Hindsight's 20/20 (はいんどさいつ・とぅうぇにーとぅうぇにー)

人生はしあわせになるためにある!をモットーに、その方法を模索して考えたことを書きます。

最小限の投資で最大の効果を上げる英語学習法 その2(英文法学習編)

前回に引き続き、効率的英語学習法その2。

といっても、前回は前振りだけでしたので、今回が実質的に第1回。
 
最初は英文法です。
 
というと、意外に思う方もおられるでしょうか。
巷では、
 
「日本の文法偏重の英語学習は間違ってる」
 
「文法などいい加減でも、まずはコミュニケーションできることが大事。
文法なんかより会話の訓練をまず何よりも優先すべき」
 
こんな風潮が最近支配的になっていて、文科省もそういう方向に
舵を切っているとか。
 
その風潮が一概に間違っているとは言いません。
英語学習の目的が、
 
「外国人のお友達を作ったりして、楽しく英語でコミュニケーションしたい!」
 
外国人観光客に道を聞かれて英語で案内とかできたらカッコイイかも!」
 
とかだったら、100%正しいでしょう。
 
ここでぼくが紹介するのは、そういった「趣味としての英語」ではありません。
前回、前々回からの流れでの、人的投資としての英語、
稼ぐため、仕事で使うための英語です。
 
仕事を使うための英語は、なんとなく伝わるだけでは困るのです。
ある程度複雑な案件の説明や交渉でも誤解なく行えるよう、
まず、最初に基本的な文法をきちんと把握しましょう。
遠回りなようで、これが一番の上達の早道です。
 
といっても、難関大学の入試問題の捨て問といわれるような、
重箱の隅をつつくようなマニアックな文法知識は不要です。
いわゆる第1~5文型、時制、仮定法など、基本的なところをきちんと抑えておけば十分です。
 
その辺もちょっとアヤシイという方は、↓ このあたりを入手して、
これから始める英語学習の事前準備として、とりあえず10回通して読んでください。
なるべく1ヶ月以内くらいの短期間で。

 
 
英文法の学習に限らず、書物から知識を得るタイプの学習は、
短期間に多数回通読を繰り返さないと、頭に定着せず、全く無意味になります。
最初の3回くらいの通読は、勉強ではなく、勉強のための準備期間にすぎません。
4回、5回と読んでいくうちに、詰まったり立ち止まったりせずに、段々馴れてきてスラスラと
読めるようになり始めてからが本当の勉強です。
10回もかよ!と思うかもしれませんが、回数を重ねるたびにペースが上がって
負担が軽くなってきますので、むしろキツイのは最初の準備運動期間~5回目くらいまでです。
そこを何とか乗り越えてください。
止まっている状態からスピードに乗せるまでが、一番エネルギーとパワーが要るんですね。
自動車の発進と同じです。
 
こういった、勉強方法的なものは、いずれ改めてまとめてみたいと思います。
 
ヤサカ