Hindsight's 20/20 (はいんどさいつ・とぅうぇにーとぅうぇにー)

人生はしあわせになるためにある!をモットーに、その方法を模索して考えたことを書きます。

最小限の投資で最大の効果を上げる英語学習法 その6(ナチュラル・スピードに慣れよう)

前回に引き続き、効率的英語学習法その6。

 
なんでナチュラル・スピードについていけないのか。
 
答えは簡単です。
ナチュラル・スピードになれる練習をしていないからです。
 
Duo編でも、速読英単語編でも、リスニングの訓練は繰り返し
しましたが、こういった教材として作られた英語音声は、
現実の会話スピードよりもゆっくり、はっきりとした音声で録音されています。
 
日本語だって、普段の会話で、みんな常にNHKのアナウンサーみたいにしゃべってるわけじゃありません。
それと同じです。
 
しかし、その5までの学習を終えているみなさんなら、英語の基礎はもうバッチリなはず。
あとは、ナチュラル・スピードになれるための訓練をするだけです。
 
学習方法は、これまでのDuo編や速読英単語編と同じです。
教材を、ナチュラル・スピードのものに変えるだけです。
 
いわゆる教材モノでは、こういったものがあります。

今となっては少々古いものもありますが、著名人のナチュラルな英語が聴けて、
内容もなかなか興味深いです。
話者は必ずしもネイティブに限りませんが、
そこがむしろいろんなアクセントになれるという意味で効果を発揮します。
ディスカッションのやり方も参考になりますし、表現や話運びなど、
仕事で使う英語にダイレクトに役立ちます。
 
もちろん、これらでなくとも、興味が持てそうな題材を扱った、
音声は教材として作られたものではなくナマの英語を使ったものであれば、
何でも良いでしょう。
 
こんなのも面白そう。

最初は、発音にクセを感じてしまう話者がいたり、会話ならではの表現に馴染めなかったり、
必ずしも英文法の型にはまっていなかったりと、ちょっと苦戦しますが、
これも結局は慣れです。
最初は全然何言ってるのかわからん状態でも、
10回、20回と繰り返していれば、いつのまにか普通に聴き取れ、口真似までできるようになります。
 
そうすると、だんだんナチュラル・スピードに慣れてきて、ネイティブの容赦ないスピードにも
ついていけるようになります。
 
この段階でDuoや速読英単語の音声を聴きなおしてみると、びっくりするくらい、超遅く感じます。
速度可変機能付の再生ソフトで1.5~2倍速くらいにしないと聴いてられないくらいになります。
 
音声をスマホなどで聴いている人は、この段階に至ったら、
Duoや速読英単語の復習で、ぜひ、1.5~2倍速で聴くようにしてください。
復習時間が短縮されて、スピード訓練にもなります。
ぼくはiPhoneで、NHK出版の語学プレーヤーを使っています。
速度可変機能と、ちょこっとだけ戻したり進めたりできる機能が超便利です。
 
 
しかし、こういう教材モノって、やっぱりちょっと堅苦しいというか、キツイですよね。
 
次回は、もうちょっと楽しんで勉強する方法を。
 
ヤサカ