Hindsight's 20/20 (はいんどさいつ・とぅうぇにーとぅうぇにー)

人生はしあわせになるためにある!をモットーに、その方法を模索して考えたことを書きます。

最小限の投資で最大の効果を上げる英語学習法 その5(速読英単語で文章まるごとインストール)

前回に引き続き、効率的英語学習法その5。

 
次も受験英語の名著、今度はZ会の速読英単語を使った方法。

 Duoで英文単位の文を頭にインストールしたら、今度は、ちょっと長めの
文章単位で頭にインストールしましょう。
英語の文書における、文章運び、文と文のつながりなどの感覚が身につきます。
内容もアカデミックで、ついでに英語以外の勉強にもなります。
 
といっても、やることはDuo編で説明した方法と基本的に同じです。
 
1.意味を解釈してスラスラ読めるようにする
 
2.文字と音声が脳内で一致するまで聴くor聴きながら読むを繰り返す
 
3.聴きながら口真似をして発音もできるようにする。
 
ただ、Duo編では簡易な方法、ショートカットとして説明したその4.5の方法ですが、
今回はこちらをオススメします。
最初はわからなくてもとにかく最後まで通すことを繰り返して、慣れてください。
そのうち、わかるように、できるようになってきます。
Practice makes perfect.
習うより慣れろ、です。
 
その4で説明した方法の方が、可能なのであれば確実ですが、
分量と難易度を考えると、よほどの忍耐力がある人でない限り、
あまりに進まなくて心が折れます。
少なくともぼくには無理です。
 
最初の頃は意味はなかなか頭に入ってこないわ、
CD音声のスピードについていけないわで
なかなかにしんどいですが、何度か繰り返していけば、
むしろCD音声のスピードが遅く感じてきます。
Duoがすでに頭にインストールされているみなさんなら、
そこまで時間はかからないでしょう。
 
音声を聴きながらそのスピードで意味が取れるようになってから
カウントをはじめ、やはり20~30回ほど繰り返せば、相当身につきます。
 
ここまでやれば、仕事で使うような英語も、大抵のものはこなせます。
速読英単語上級編レベルまでインストール済みであれば、
多少難しいビジネス文書でも、ビジネス特有の単語などを辞書で調べながらであれば、
専門的な文書以外は読みこなすこともできるはずです。
 
口真似までできるようになっていれば、多少複雑なことでも口頭で説明できるはずです。
そこは、あとは度胸と慣れが必要ですが、こればかりは「ガンバレ」以外のアドバイスがありません。
積極的にそういった機会に触れて場数を踏むしかないでしょう。
この段階で英会話教室や、ネットでの格安英会話などで、しゃべる練習を始めるのは
いいかも知れませんね。
 
1回500円で参加できる東京英会話倶楽部というのもあります。
ネイティブがくることはほぼなく、全員日本人(たまに非ネイティブの外国人)なので、
リスニングの練習にはほとんどなりませんが、とにかくしゃべる練習、度胸をつける
といった目的には便利です。
ぼくも何度かお世話になりました。
毎回、どんな人が来るかわからないので、日によって当たり外れもありますが、
そこもまた面白いところです。
 
この辺までくれば、一般的な日本人の英語レベルからすると、
相当「英語ができる人」になっているはずです。
自信も出てきます。
 
そして、ネイティブと話しているとき、段々ネイティブが容赦してくれなくなり、
または英語ニガテな人がいるから、などと配慮してくれるわけではない
ネイティブが参加する会議などの場面で、
全くネイティブのナチュラルなスピードについていけず、自信を失うのもこの頃です。
 
そう、ここまでやって、「日本人としては」相当できる方になったとしても、
ネイティブのナチュラルスピードにはほぼついていけないのが現実なのです。
 
この問題を克服するには...
 
という話を次回します。
 
ヤサカ